私のうつ病体験記(2)診断から一か月経過するまでの状況について

うつ病と診断されてから、最初の一か月、毎日がとても辛かった。

医師曰く、当時の私の状況といえば対面で視線を合わせて話すことが出来ず、会話もポツリポツリとした、たどたどしい会話で症状を伝え、傍から見ても虚ろな状況だったらしい。

医師からは「休みなさい」と言われて、休職することになったのだが、

そもそも、その「休み方」がわからないのだ。

うつ病となり読解力が無くなった為、本もまともに読めない。

字面を追うことは出来るのだが、内容が理解できないのだ。

娯楽の類の動画を観ても、一切笑えない。(内容もうまく理解できない。)

今まで興味があった趣味にも全く興味が持てなくなった。

外出する意欲も起きない。近所のコンビニにすら行く気になれなかった。

医師から運動を進められたが、それすらもやる気が出ない。

声にも張りが無かった。

 

精神安定剤を投与しながら、何も出来ずに寝込む日々。

 

当時、何をして過ごしていたか?と言われても、正直思い出すことがあまり出来ない。

はっきりとした記憶が無いのだ。

「毎日食事をして、あとはボーっとしていた」という表現が正しいかもしれない。

ただ、とても悔しい思いをしたことは覚えている。

そして猛烈に腹が立った。うつ病に追い込んだ忌々しいパワハラ上司に腹が立ったのはもちろんのことだが、任務をクリアできなかった私自身に対してもだ。

あと、やり掛けの仕事を丸投げしてしまった仲間達へも申し訳ない気持ちで一杯だった。

 

バリバリ働いていた頃の自分と、今の自分。

私自身、なりたくてなった病気ではない。

当時の顔写真を撮ったのを記録しているが、顔は痩せこけて眉間にしわが寄り、視線はぼんやりとしていて明らかに精気が無い顔つきをしていた。

最初の一か月目はこのような状況だった。

何もしないまま(何もできないまま)あっという間に一か月が過ぎたことを覚えている。

ただ、そんな経験をした私だからこそ言えることだが、

そのような時は「休むことも仕事」と思い切って気持ちを割り切って何も考えずに時間を過ごすことだ。

医師からの指示(休養、処方された薬の投薬、禁酒、無思考 等)をきちんと守り、とにかく「休むことも仕事」と割り切ること。

私が経験したように何も出来ないのであれば、何もせず、自然に身を任せるような気持ちでボーっとして過ごすのもいい。

長い人生、そんな時期もある。

きちんと休養を取るということを意識して、過ごすのが回復への早道と言えるだろう。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

PAGE TOP