私のうつ病体験記 「うつ病」を経験した私だからこそ伝えたいこと

2020年4月 私は「うつ病」と診断された。

原因は様々あるのだが、主な原因は「職場の人間関係」の問題だ。

当時の職場の上司と全く合わず、そのような環境下でパワハラを受け続け、ついには「うつ病」を発症してしまったのだ。

診断されて以後、休職をしている状態だが、私の場合の発症した経緯や、背景について少しお話をしたいと思う。

私がうつ病を発症した背景

私が発症する原因の一つとなったのが、部署移動、それと新しい上司との出会いが発端だった。

新規一転!新しい仕事で楽しい日々を送る、つもりが…

新しい部署への配属とはいえ、引継ぎは一切なく、ギリギリまで前部署の仕事をした次の日からよーいドン!で新部署の仕事のスタートとなった。

(研修等も一切無かった。)

今までの人脈を含め一切がゼロからのスタートなわけだが、当時の上司からのフォローは全くなく、ただひたすら自身で過去の経緯を遡って調べて仕事をこなす日々。

相談しても「自分で調べろ」との指示だけだ。

新しい部署で、新しい人脈のなか仕事をするわけだから、今までのやり方とはまるで違うわけだ。

取引先から容赦なく届くメールの嵐。

そんな中、ひたすら自分で調べながらやるわけだから、当然限界が出てくる。

それに会社員である以上は、上司の伺いもたてながら仕事を進めなくてはならない。

しかし上司は「自分で調べろ」の一点張り。

報告、連絡、相談したらほぼ毎回ブチ切れる始末だった。

自分で調べてやるわけだから、当然、上司の考えと違う点が出てくるわけだ。

そこを重箱の隅をつつくようにひたすらチクチクと指摘してくる。

冷静に考えて、最悪の職場環境だった。

上司の性格分析をしたところ、「権威性」を示すことに対して異常なまでに執着している人物だった。私を攻撃することで、自身の権威性を他のメンバーへ対して誇示していたのかもしれない。

周りの人材にもそれはバレバレで、「次の被害者はこの人か…」という空気。

実はうつ病を発症したのは私が初めて人材では無かったのだ。

配属後に初めて知ったのだが、以前にも似た境遇の人がいてうつ病を発症、また別の人材で攻撃を受け続けた人は退職して、転職をしていた。

部下をつぶす典型的な「クラッシャー上司」である。

とはいえ、給料をもらう以上は人のせいにするのではなく自分の仕事を全うすることという信念のもと、私はひたすら耐え続け、業務に全うしていった。

 

9か月が経過した頃に異変が起き始める。

4月からこの地獄のような日々を送っていた私だったが、なんだかんだで仕事自体は比較的順調に進め、お客様との信頼関係も築いていくことが出来た。

手探りの状況で続けながらも、我ながらよく進められたものだと思う。

9か月程経った翌1月頃から異常が出始めた。

今までだったら簡単に処理出来ていたはずの仕事のペースが異常に遅くなったのだ。

何をするにも「えーっと…」という状況になる。

簡単なことが思い出せない。

簡単なメールに対しても返信が出来ない。

簡単な決断が出来ない。

簡単なことが理解できない。

最初は一過性のものかな?と思っていたが、こんな状況が一か月も続くと自分でも病的なのでは、と疑い始めた。

当然仕事でもミスが増えてくる。さらに𠮟責を受ける。そして自分に対して自身を失う。

この悪循環にハマっていったのだ。

さらには下記ような症状が出始めた。

物忘れがひどくなる

簡単な仕事が出来なくなる。

動悸が激しく夜が眠れない。

交通事故を起こしかける。

食欲が減る。

アルコールの摂取量が増える。 

こんな状況でありながらも、何とか仕事は続けた。出張にも行き、度重なる業務をこなしていたが、正直ギリギリの精神状態でこなしていた。

そしてついにある日、いつも通り出社をしようとしたところ玄関先で動悸が激しなり、会社へ行くことが出来なくなってしまったのである。

 

病院へ受診しに行く

最初は心臓に異常があるのではないかと思い内科(循環器内科)を受診したものの、異常は見られなかった。背景を医師に相談したところ、心療内科の受診を勧められた。

心療内科を受診したところ、「うつ病」と診断され、医師から診断書を書かれた。

即、休養が必要な状況と診断されたのである。

このような結果になろうとは自分でも思っていなかった。

「まさか自分が…」

その気持ちを拭いきれなかったし、受容するまでに時間が掛った。

 

うつ病を経験した私が伝えたいこと

そんな経験をした私だからこそ、伝えたいことがある。

まず、うつ病を患いそうな状況に身を置かれたときは、

誰かに相談をしてほしいということだ。

会社であれば信頼できる人、元同僚、誰でもいいから相談をして、状況を変えることに尽力をする。

それでも、もし改善されないようであれば、もう時間の無駄だ。

長居すると精神が蝕まれてしまう。

相手が変わらないのであれば、自分が変わるしかない。

そんな時は、逃げてください。とにかく逃げてください。

もし「逃げる」という言葉に抵抗があるのであれば「撤退」と考えてください。

「撤退」は立派な戦略の一つだから。

私と同じような精神状況になる人が一人でも発生しないことを本当に願っている。

これからも自身のうつ病と戦いながら、誰かを応援していきたい。

そう思っている。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

PAGE TOP