大丈夫、あなたは「好き」を仕事に出来るから。宮本佳実 著(書評)~人生のモンモン期から脱出する方法

この本はワークライフスタイリストである宮本佳実氏の本である。

一言でいうとタイトル通り、「自分の中のモンモンとしているものを払拭し、自分の好きなことを見つけ、それを仕事として実現して楽しい人生を送りましょう」ということをわかりやすく噛み砕いて説明してある本と言っていいだろう。

本書は下記章立てで構成されている。

  1. あなたはなんだってできる
  2. モンモン期から脱出する方法
  3. 「私」を活かして自由に働く
  4. 一生好きなことを好きなだけして、豊かになる 

また、要所要所に実践ワークも取りいれられているので、実践してみると新しい自分に出会えるかもしれない。

 

大丈夫、あなたは「好き」を仕事に出来るから。

仕事に対するマインドセットについて

まず、仕事に対するマインドセットについて触れている。

「仕事」は頑張るものでは無くて、「楽しむ」ことを追求するということだ。

著者は「仕事」について「究極の暇つぶし」と表現している。

私自身、この表現には賛同出来る。

というのも私が今までに会ってきた俗にいう「成功者」は、仕事を仕事と思っていない人が多かった。

人によっては「熱中できるも」のだったり、「遊び」と言っていたり、とにかく「楽しんで」取り組んでいたというのが本音だ。

しかし、我々は「仕事」=「辛くてしんどいもの」という風にインプットされがちだ。(少なくとも私は小学生の頃から学校、家庭いずれにおいてもそのようにインプットされて育ってきている。)

ここのマインドセットが大切ということだ。

 

また、自問して「自分が何をしたいのか」「どうなったら幸せになれるのか」を書き出すということが大切という点も挙げている。

このことは多くの本に書かれているから多く言うまでもない。

ここで大切なのは、「定期的に更新し続ける」という点だ。

理想、好きなことは時間と共に変化を起こし更新されるものだという。

私は過去に「ブレインプログラミング」アラン・ピーズ、バーバラ・ピーズ著を読み、自分が実現したいことを100個書いたことがあるが、この「更新する」といった作業はまだ実践したことが無かった。

(現に当時描いた理想、好きなことは時間と共に少しコンセプトが変わっている)

当時書いていて叶ったことも複数あるので、この定期的に描いた夢を更新するという作業は自分の実生活に取り入れたいと思っている。

「モンモン」を明確に、対策を打つ

モンモンを書き出す。先の「好きなこと」とは逆パターンのワークとなる。

そして、そのモンモンに対して俯瞰して、客観的に観てみる。

これは私も定期的に実践している。不安の正体を突き止めて対策を打つ為だ。

そして理想と乖離していた場合、ギアチェンジをして「行動」と「思考」を変えていく必要がある。

ただ、この「行動」と「思考」を変えるのはかなり体力を使うことは間違いない。不安というブレーキが邪魔をするし、人間はなかなか「急」には変われないものだ。

そこで私がオススメするのは、とにかく細分化するということ。

「行動」も「思考」も「習慣」も、一気に変えようとすると挫折もしやすいし、挫折すると自己嫌悪に陥り、さらにやる気を無くす。

特に私みたいな急激な変化に強くないタイプは目標を立てても実現が難しい。

余力を残しつつ、「マイルドに」変えていくのだ。

 

また、著者は憧れの人を3人挙げることを推奨している。

あなた憧れている人は「憧れる要素」をすでにあなたの中に存在するからいうものだ。

つまり憧れるのは自分と似た要素があるから憧れるため、イメージして行動すればその憧れの存在に近づくことが出来るということだ。

心理学でいう「モデリング」と言えるだろう。

 

好きは変わっていい。

私は個人的に「自分の好きなことは永久不変」と思い込んでいたが、本著を読んでその考え方が変わった。

大好きなことは将来好きでなくたっていいし、「好き」は変わるものだということだ。

【もっと気楽に「好き」をたくさん見つけて、毎日を彩ろう。】という言葉には感銘を受けた。

また、日本には出る杭は打たれるという個性を出すことを遠慮したり、変に目立ちたくないと思っている人がいるかもしれない。

そんな心に対して著者は「そもそも私という人間は一人で、そもそも特別なのであり、目立っていいのだ」ということも説いている。

私自身、「人と違い過ぎるのは抵抗あるし、人と同じなのはイヤ。その大勢じゃなくてもっと自分らしい点を活かしたい。ただ、目立ちすぎんのは怖い。」というタイプなので、この一節はとても心動かされた点である。

 

まとめ

今回は私の中で心に残った部分を紹介させて頂いたが、他にも多くの気づきを得ることが出来た。

テーマとして一貫していることは「楽しく生きること」という点だと思う。

文章も著者の優しい語り口調で書かれているので、ストレスなく読み進めることが出来る一冊だと思う。

自分の好きを見つけて楽しい人生を送りたい方へオススメの一冊だ。

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