
勝間和代さんの「人生確率論のススメ」を再読。
もう何回読んだことだろうか。初めて出会ったのは数年前だったが、「もっと早く読んでおきたかった」と思う私の好きな本の中の一つだ。
これから先の人生、自分の強みを活かしてチャンスを掴み取りたい。
そう思う方にはオススメできる一冊だ。
さっそくご紹介しよう。
目次
人生確率論のススメ
事実に対してどう認識するか?
本書では運を良くする為には行動・思考習慣から見直すことを説いている。
つまり神様からポンっと授かるものではなく、目の前に起きる自分にとってのチャンスに気づき、行動できることが大切ということだ。
運を良くしたいと思ったら、自分が引こうとしているくじがどんなくじなのかを理解し、行動することが必要で、良い事も悪い事もランダムに起こるのだから、起こったことに対して上手く対応できるかも大事ということだ。
「ツイてる」を口癖にしたら、良い事が起きやすいというのもこの理論に当てはまると思う。起きた事象に対して、どう認識するかは自分次第で変わる。
苦手なことに手を出さない。
「苦手なことに手をださない。」簡単なようで、
かくいう私もかつては努力礼賛主義者の一人だった。育った環境もあるかもしれない。
私たちは幼い頃から「苦手」を克服するようにインプットされがちだ。
私も受験勉強の時は志望校合格の為に死ぬ気で勉強したものだし、人生にはそういう局面が少なからずあるだろう。
確かに、新しい事に対してチャレンジし乗り越えていく姿は気高く美しい。
ただ、努力の方向性を間違えていたり、あれこれ「苦手なこと」を克服することばかりに時間を割いていたら、限りある人生でいい波に乗る時間も失う可能性がぐんと高まるということだ。
スヌーピーの名言に「配られたカードで勝負するのさ」という言葉がある。
象は木に登ることは出来ないが、木を倒すことは出来る。
猿は木を倒すことは出来ないが、木に登ることは出来る。
行動を起こせない、その理由は?
あなたは行動をすぐ起こせるタイプだろうか?
私は行動を起こせないタイプではないが、スピードが遅い。
サッと動くスピードが他の人と比較すると遅いと思う。
そこで著者は行動が遅い(もしくは出来ない)タイプには下記の3つの原因を挙げている。
・リスクを負えない
・完璧主義に陥っている
・他の人の評価を気にしすぎる
私の場合、これらは見事に当てはまった。
そのため、意識して改善するようにしている。
まとめ
今回紹介した内容はごく一部だが、自分自身の市場価値を高め、かつ物事を上手く進めていくために必要なエッセンスがかなり盛り込まれている一冊だと思う。
ページ数も191ページと非常に読みやすい文章量で、勝間和代さんの優し語り口調で書かれているので、読み進めて一切ストレスになることがない。
私は何回何回も読んで、付箋を貼って、ペンで線を引いている一冊。
オススメです!
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