オススメ本 錯覚の法則 西田文郎 著

今回オススメさせていただく本は、西田文郎 著 「錯覚の法則」です。

心理学に興味がある方は、読んでいるうちに様々なキーワードが出てくるので、

とても読み進めやすいと思います。

自分の脳をうまく、「だませ!」

人間はなぜタバコをなかなかやめられないのか、なぜ人は占い師の言葉を信じるのか、など実例を元に新私学、脳科学的な視点から様々なことが記載されております。

読み進めるとわかりますが、記載されていることに共通することがあります。

それは、「うまく自分の脳を、だませ」ということ。

 

「イメージ」 > 「経験」

私が個人的に感銘を受けた内容が「イメージの枠」と「経験の枠」についての記載でした。

内容を一言で説明しますと、「イメージ>経験」という内容になります。

経験から得た枠で行動するよりも、成功するイメージの枠で行動をするひとのほうが、成功しやすいというもの。確かに、自分は成功するといったイメージを持っていれば、成功した自分をイメージして行動の内容も自然に逆算できるため、成功しやすいといえますね。

スポーツ選手がよく、試合前にイメージトレーニングをしますが、あの行為は脳科学的にとても理に適っているといえます。体を動かすのも、脳の信号によって動くのですから。

つまり、想像力豊かな人は、現実主義で目先のことばかり考えている人より、比較的成功しやすいということになります。

「三つ子の魂 百まで」は本当だった!?

また、お子様の教育に関して悩んでいる方、これからのことを考えている方にも参考になる一節があります。

それは、江戸時代に商人リーダーで教えられてきた「江戸しぐさ」について。

内容は、「三つ心、六つ躾(しつけ)、九つ言葉、十二 文(ふみ)、十五 理(ことわり)」というもの。

大切なのは、三つ心。「三つ子の魂」とは大脳辺縁系と脳幹の記憶データを指しており、つまり三歳までに与えた教育です。この時に俗にいう「性格」が形成されて、それは100歳まで変わらないというものです。

昔の人は、詳しい脳科学のことを知らなくても、やはり知恵があったのですね。

現在とは背景が違いますが、江戸時代の商人は6歳で丁稚奉公で働きにいかなくてはなりませんでした。

その背景から、

六つ躾(しつけ)6歳:きちんとした日常生活でのしぐさ

九つ言葉 9歳:奉公先での失礼がないように、言葉遣い、世辞、への教育。

十二 文(ふみ) 12歳:内容あるきちんとした文章の書き方。

十五 理(ことわり)15歳:世の中の決まり、法律などの仕組みの理解。

という教育を行っていたそうです。現代はとにかくスピードが速い時代となっていますから、小さい頃から執拗に厳しくしたり、何でもかんでも詰め込むような教育が目立つような気がしますが、このように段階を踏んでから、育てるのが良いのかもしれませんね。特に、3歳までは、躾に徹するよりかは、愛情いっぱいに育てることが大切と私は感じます。

 

他にも紹介したい内容はたくさんありますが、実際に読んでみることをオススメします。

仕事に対するアプローチがうまくいく方法や、恋愛が上手くいく方法など、脳科学を元に参考になる情報が多数記載されていますよ。

 

「錯覚の法則」

西田文郎 著

大和書房

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